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お盆に手を合わせるということ
- 蓮政寺

- 7月23日
- 読了時間: 2分

夏になると、お寺には多くの方がお参りに訪れます。
「お盆なので帰ってきました。」
「家族みんなでお参りにきました。」
そんな言葉を耳にするたび、お盆は人と人とのつながりを改めて感じる
大切な時間なのだと思います。
お盆は正式には「盂蘭盆会(うらぼんえ)」と言います。
これは、お釈迦様のお弟子である目連尊者(もくれんそんじゃ)が、
亡き母を救いたいという深い親孝行の心から始まったと伝えられています。
日蓮宗でも、ご先祖さまへの感謝の気持ちを表し、手を合わせる
大切なご供養の機会として受け継がれています。
しかし、お盆は「ご先祖さまのためだけ」の行事ではありません。
ご先祖さまがあって、今の私たちがいます。
両親、祖父母、そのまたご先祖さまからの命の受け継つぎ、
今この瞬間の私たちがあります。
普段は忙しく過ごしていると、その当たり前のことを忘れてしまいがちです。
だからこそ、お盆は少し立ち止まり「ありがとう」という気持ちを
思い出す時間なのではないでしょうか。
仏壇の前で手を合わせる。
お墓をきれいに掃除する。
家族で故人の思い出を語り合う。
その一つひとつが、何よりの供養となります。
日蓮聖人は、法華経を信じ、お題目を唱えることで、自分自身も亡き人も共に
仏の道へ歩むことができると教えられました。
供養とは形だけではなく、感謝し、思いやる心を育てることでもあります。
今年のお盆は、是非ご先祖さまへの感謝を伝えるとともに、大切な家族や身近な人にも
「ありがとう」と伝えてみませんか。
手を合わせる時間が、自分自身の心を見つめ直す穏やかなひとときとなりますように。
合掌




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